淡路島の民話8 「鮎屋の滝のお不動様」

皆さんこんにちは。日曜日ブログ担当の長尾です。
今回の淡路島の民話は、礼儀知らずの侍達をお不動様が懲らしめる内容です。
それではどうぞ。

鮎屋の滝のお不動様
(洲本市の民話)

鮎屋の滝のお不動様

鮎屋の滝は八幡地獄、往きくる道は野辺の道

遙か下の滝壺にどうどうと流れ落ちる水は百雷のように岩をうがって、地獄さながらの光景を作り出しています。
「さても見事、見事。さすが淡路一の滝。」
「滝見る酒盛りもまたおつなもの、おお丁度不動堂がある。」
1人の武士とその供は何を思ってかワイワイと不動堂に上がり込み、飲めや歌えのどんちゃん騒ぎ。
酒も廻って酒宴も活況にさしかかった時、グラグラ、バリバリ。地獄さながらに大岩が揺れ、稲妻が走り、ゴウゴウと響きたてて滝の水が流れ落ち、とてもこの世のものとは思えません。
「助けてくれ」「ここで死にたくない」
逃げたくてももう足が動きません。地面に這いつくばってようやくほうほうの体で外に這い出し、命からがら逃げていきました。
そんな武士達のことを、
「天罰てきめんだ」「大切な不動堂で不祥にも酒盛りなんかやるからだ」
村人達はそう噂し合いました。
武士達をお不動様が懲らしめたというお話でした。

いかがでしたか?
どこにでも常識のない人はいますけど、何時かはこんなふうに罰が当たるんでしょうね。
自分も気をつけます。
ではまた次回のブログでお目にかかりましょう。
See you on next blog!!
Bye-Bye!!