皆さんこんにちは。
日曜日ブログ担当の長尾です。
今回淡路島の地名の56回目は、灘にある「土生(はぶ)」という所です。
ここも小学生の頃はたまに自転車で遊びに出かけていた所です。
かなりしんどかったことを覚えています。
さて今回も朝日新聞さんの記事を基に早速見ていきましょう。
それではどうぞ。
諭鶴羽山系の山が紀伊水道に迫る海辺に、南あわじ市灘(なだ)土生(は・ぶ)がある。
「灘」という地名は全国の海岸などに見受けられる。波高(な・だか)の略で波の高い海洋や海岸であるとか、潮流が速い海岸を指すといわれている。
淡路島の南海岸は「灘」と呼ばれている。その中で旧津名郡に属する地は上(かみ)灘(なだ)(現洲本市)、三原郡(現南あわじ市)の地域は下(しも)灘(なだ)と呼ばれた。この上下は、かつて津名郡が上郡(かみ・ごおり)、三原郡を下郡(しも・ごおり)と呼んだことに由来する。
日本列島の真ん中を東西に走る中央構造線という大断層線が沼島との間を通っているので、下灘の海岸は急な斜面地である。江戸初期の「正保国絵図」によると、下灘には12の村があり、その一つに「土生村」がある。
この「はぶ」という地名は、崖や急な傾斜地によく使われ、土生以外に埴生、波浮、波布、羽生、八生などの漢字が当てられる。中でも、「波浮の港」の歌で知られる伊豆大島の波浮や、広島県尾道市の土生港がよく知られている。
「はぶ」は、「はにう」や「はにふ」と同源だともいわれる。「はにう」の「はに」は粘土や赤土など土のことで、「う(ふ)」は「生(う)」で「○○のあるところ」を意味する。すなわち、粘土や赤土のあるところ、特に急な傾斜地で崖などが崩れて土砂が生じたところを指す。この「はにう(ふ)」が転じて、「はぶ」となったというのである。
地名の表記には当て字が多いので、その語源を探ろうとする場合は文字からより、音(おん)から考えていく方が良いとされる。しかし波浮や羽生などと違って、「土生」は、その語源にぴったりの表記である。
いかがでしたでしょうか?
小さい頃から、なぜ土が生まれると書いてはぶと読むのかが謎でしたが、今回はっきりしました。
それではまた、次回のブログで小間にかかりましょう。