淡路島の気になるところ

皆さんこんにちは。
日曜日ブログ担当の長尾です。
さて、今回の気になるところは東浦にあります、「妙勝寺(みょうしょうじ)」
です。
前から、ものすごく気になって仕方がなかったところなので、行ってみましょう。

妙勝寺 本堂.jpg

妙勝寺は、建武3年(1336年)楠木正成と新田義貞に敗れて京を追われた足利尊氏が、九州に落ちのびる途中に立ち寄った寺です。淡路島沖で風待ちのため船を泊め、山上の燈火を見てその場所を尋ねたところ、そこが妙勝寺と説明された尊氏は、『妙勝』とは軍勝利を得るべき前兆であると喜んで、太刀一振を寄進し必勝を祈願したと言われています。その甲斐あってか、やがて尊氏は室町幕府を開き天下人になったと伝えられていて、寺には尊氏直筆の書状も寄進した太刀も残っています。
 尊氏が船から灯りを見つけたと言われるこの寺は山の中腹にあり、昔のたたずまいを静かに残しています。境内からは東浦の素晴しい眺めを望むことができます。

妙勝寺はこのような伝説が伝えられている尊氏の隠し寺で、他にも歴代淡路藩主が信仰してやまなかった寺でもあります。
「妙に勝つ寺」にあやかって、現在は受験生等が参拝に訪れているようです。

 妙勝寺の境内には江戸初期の 蓬莱 ( ほうらい ) 池泉式 ( ちせんしき ) 庭園 ( ていえん )と呼ばれるスタイルの庭園があり、県指定文化財にもなっています。
淡路島内では最も古い庭園の一つで、規模の大きさと石組みの豪華さは淡路随一といわれています。
また樹齢 600 年と推定される大楠も、妙勝寺の見どころの一つです。

妙勝寺 庭園.jpg

 淡路島に遅い秋が訪れる頃に庭園を眺めると、紅葉したモミジと歴史の重みある庭園が、まるで大きな障壁画のように絵画的な雰囲気を醸し出していて、心が癒される思いがします。